フェリカポケットマーケティング株式会社

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2020.08.31
RELEASE

地方自治体と連携した地域ソリューション事業開始について

イオンフィナンシャルサービス株式会社
フェリカポケットマーケティング株式会社

 

イオンフィナンシャルサービス株式会社(代表取締役社長:藤田健二 以下AFS)は、イオンの総合金融事業に属するフェリカポケットマーケティング株式会社(代表取締役 社長:納村哲二 以下FPM)を通じ、地方自治体との連携により、地域経済や住民生活を支援し、地方創生や地域の課題解決に貢献する

「地域ソリューション事業」を開始しました。

 

AFSは2019年4月に銀行持株会社から事業会社へ移行し、「アジアNo.1のリテール金融サービス会社」の実現に向け、最新の情報通信技術を活用することで、

国内及びアジア地域のお客さまのライフステージ・ライフスタイルに合わせた金融サービスの提供を推進しております。

 

一方、国内において少子高齢化が加速度的に進む中、地方自治体においては人口減少や税収減、また住民の医療費負担増加、地域経済の衰退といった課題を抱え、特に都市部以外の自治体においては、一部の地域で社会インフラや地域コミュニティの維持が困難になる等、

早急な課題解決が求められる状況に直面しております。

 

こういった中AFSとFPMは、AFSのもつ金融プラットフォームとFPMのもつ地域活性化のノウハウを融合させ、自治体・住民・企業・店舗を相互に結ぶことで、

地域の抱える課題解決やESG施策の推進に貢献するパッケージソリューション「よむすび」を共同開発致しました。

 

地域ポイント機能、地域マネー機能、コミュニケーション機能、情報機能が一体となった本ソリューションにより、地域ポイントや地域マネーによる地域経済活性化、或いは健康ポイント付与による健康増進施策の推進等に活用頂くことで、地域のコミュニケーションプラットフォームを担うことを目指してまいります。

 

今後、全国の自治体・商工会議所・まちづくり会社などへの展開を加速し、小規模の自治体や中小の企業・店舗の方であっても、最新の技術を利用したサービスを「早く・安く・安心して」ご利用頂くことで、地域の抱える課題解決に貢献してまいります。

 

また将来構想として本パッケージソリューションは、社会課題解決型のソリューションをもつ企業がオープンに参加できる共通基盤として、

柔軟性・互換性・拡張性・セキュリティに重点を置いたオープン&ニュートラルなソリューションへの発展を目指してまいります。

 

 

【ご参考】

1.「よむすび」について

「よむすび」は、AFSの地域に密着した金融サービスの提供実績と、FPMが持つこれまでの地域活性化ソリューションの実績やノウハウを融合させて開発いたしました。スマートフォンアプリをベースとした以下の4つが基本機能となります。

2.自治体との連携について

まず2020年4月に千葉県柏市が実施する「柏フレイル予防ポイント事業」へソリューションを提供開始しました。住民の方へ電子マネーWAON機能が搭載された「かしわフレイル予防ポイントカード」を発行し、柏市が指定する健康づくりやフレイル予防などの活動への参加や、ボランティア活動に応じて同カードに年間上限5000円分のポイントが貯まります。かしわフレイル予防ポイントは自動的に「WAONポイント」に交換され、全国のWAON加盟店でお買い物等にご利用頂けます。

 

スマートフォンアプリを活用したサービス提供の第一弾として、宮崎県延岡市・福岡県直方市・神奈川県平塚市の3自治体において、域内消費喚起を目的として実施される電子版プレミアム商品券事業へのソリューション提供を2020年9月より順次開始致します。

域内消費喚起に加え、新型コロナウイルス対策として求められる「新しい生活様式」における、(1)感染予防のための非接触方式の電子決済の利用 (2)参加店舗のテイクアウトやデリバリー紹介 (3)店舗の混雑状況の配信 といった本格的な電子化への移行にも貢献してまいります。

 

概要は下記の通りです。

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

フェリカポケットマーケティング株式会社  広報課 cr@felicapocketmk.co.jp